※この記事は、実際に脳神経内科を受診した一個人の体験をもとに書いています。
治療や薬の使用については、必ず主治医の指示に従ってください。
昔は薬を飲むほどではなかった頭痛
以前は、頭痛があっても
コーヒーを飲んだり、少し休めば落ち着くことがほとんどでした。
仕事が終わってホッとしたタイミングで、
頭が重くなったり、広がるような感覚が出ることはありましたが、
それでも日常生活は何とか回せていました。
つらい時にはロキソニンを飲むこともあり、
当時はそれで効いていたと思います。
年々ひどくなる頭痛と、市販薬が効かなくなった感覚
ただ、年々、頭痛の質が変わってきました。
ズンズン、ドクドクと拍動する
動くと悪化する
ロキソニンが効かない
仕事や家事がつらくなる
特に「体を動かすと悪化する」という感覚がはっきりしてきて、
これまでの頭痛とは違うと感じるようになりました。
脳神経内科を受診し、詳しく聞かれたこと
頭痛が続くため、脳神経内科を受診しました。
診察では、頭痛についてかなり詳しく聞かれました。
・どんな痛みか(ズンズンする、締めつける感じなど)
・動くと悪化するか
・運動や家事で痛みが強くなるか
・どんなタイミングで出やすいか
片頭痛は、MRIなどの画像だけでは診断できないため、
このような問診がとても重要だそうです。
過去に言われた「ラトケ嚢胞」のことも伝えた
以前、別の機会に
「ラトケ嚢胞のようなものがあるかもしれない」
と言われたことがありました。
自分でも調べる中で
視野障害が出ることがあると知っていたため、
実際には症状はありませんでしたが、
受診時に念のため医師に伝えました。
MRI検査で分かったこと
「一度きちんと確認しておきましょう」ということで、
MRI検査を受けました。
MRI検査は人生で3回目、それでも慣れるものではなかった
今回のMRI検査は、人生で3回目でした。
何度か経験していても、
あの狭い空間に横になり、
20〜30分ほど動かずにいる時間は、
やはりそれなりに苦痛があります。
検査中は、
・大きな音
・振動が体に響く感覚
が続き、
イヤホンから音楽が流れていても、
完全に気が紛れるというほどではありませんでした。
途中で体を動かすこともできず、
「動いてはいけない」という緊張感もあります。
また、MRIは強い磁場を使うため、
・金属製のアクセサリー
・服や下着の金属
・体内や身につけている金属類
について、事前にしっかり確認があります。
そうした説明や確認も含めて、
検査前から少し気を使う時間ではありました。
それでも、
頭の中に緊急性のある異常がないことを確認できたことで、
安心して次の診断に進むことができたと感じています。
出血や腫瘍などの緊急性のある異常はなし
過去に言われたラトケ嚢胞についても問題なし
今回の頭痛との関連は考えにくい
とのことでした。
構造的な異常が否定されたことで、
安心して次の段階に進むことができました。
偏頭痛(片頭痛)という診断
MRIの結果と、これまでの症状・経過を踏まえて、
偏頭痛(医学的には片頭痛) と診断されました。
偏頭痛は、単なる「頭の痛み」ではなく、
脳の血管や神経の働きが関係する病気だそうです。
ナラトリプタンを処方されて使ってみた感覚
処方されたのは、
トリプタン系片頭痛治療薬の ナラトリプタン でした。
最初に使った時は、
ガンガンと強く痛む状態で服用したためか、
・強い脱力感
・体がふわふわするような感覚
・集中力が落ちる感じ
があり、正直少し戸惑いました。
ただ、
ズンズンズンズンと続いていた拍動性の頭痛そのものは、
はっきりと消えていました。
使うタイミングで感じ方が違った
2回目に使った時は、
そこまでひどくならない段階で服用しました。
その時は、
・脱力感はかなり軽い
・頭痛はしっかり抑えられる
という感覚でした。
トリプタンは「痛み止め」ではなく、
偏頭痛の仕組みに直接働きかける薬で、
使うタイミングが大切だと実感しました。
集中作業との相性について感じたこと
ナラトリプタンを飲むと、
マルチタスクや集中力を強く求められる作業は、
少しやりづらく感じました。
そのため、
・仕事の終わりかけ
・休める時間帯
で使う方が、
自分には合っていると感じています。
偏頭痛は「我慢」ではなく「付き合い方」
今回の受診を通して感じたのは、
頭痛は我慢して乗り切るものではない
ロキソニンが効かなくなったのは異常ではない
偏頭痛として治療段階が変わっただけ
ということでした。
MRIで緊急性のある異常が否定された上での診断だったことも、
大きな安心材料になりました。